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2015.3月 |
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2015年の幕開けとともに、更年期のホットフラッシュに悩まされていた私が、友人に勧められるままに |
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先生のお教室の門を叩いたことは、今、思い返してみても、ご縁を感じずにはいられません。 |
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自分のことで何かを始める際、いろいろ考えを巡らしてはなかなか腰が上がらなかった私が、 |
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まるでところてんが突かれて押し出されるように、先生に入会希望のメールを打ったのが |
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基礎科前期のレッスンが始まる直前のこと。 |
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1回目はすでに予定があって伺えないけれど、その分が受講できなくても構わないから、 |
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2回目から参加させてほしいという私のわがままを、先生が許してくださっての入門でした。 |
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私が抱えていた症状としては、更年期の他に、30代後半から水溶性の卵巣嚢腫と診断されていた |
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右の卵巣が、5年前にはチョコレート脳腫に変わり、8センチ弱に肥大。 |
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その当時、タイミングを見て切除することを婦人科のかかりつけ医に進められていたほどでした。 |
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初めて先生宅でのレッスンに伺った際、このふたつの健康上の問題についてお話しところ、 |
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「大丈夫。食事を変えれば治ります。」とあっさりおっしゃって。 |
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その時の先生の笑顔に、何とも形容しがたい安心感に包まれたことを、鮮明に覚えています。 |
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以前の私の食生活は、 |
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・朝食・・・パン、ベーコンエッグなどの卵料理、サラダ、ヨーグルト、フルーツ2~3種類 |
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※冬はサラダが野菜スープ |
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・昼食・・・パスタやお蕎麦、ラーメン、焼きそばなどの麺類。インスタント食品で済ますこともありました。 |
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・間食・・・ペストリーやクッキーやチョコレート、ケーキにコーヒーや紅茶、ココアなど |
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時にはポテトチップスなどのスナック菓子。 |
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・夕食・・・十六穀米と具沢山のお味噌汁やスープをベースに主菜として牛肉・豚肉・鶏肉・魚・卵料理、 |
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豆腐から1品、一週間単位で偏らないように気を付けていました。副菜として和え物など1~2品。 |
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・食後のデザートとしてフルーツやアイスクリーム。 |
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料理は手作りを心がけていましたが、味付けも含め、砂糖や果糖の摂取量が多かったです。 |
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特に果物の摂取量はかなり多かったと思います。 |
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2015年10月に恭子式マクロビオティックを始めて半年。 |
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玄米ご飯とけんちん汁をベースに、自宅での食事はできるだけ習ったメニューを中心に作っています。 |
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家族は私のメニューにお肉料理や魚料理を追加するくらいです。 |
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とはいえ、週末には家族の好きな鍋料理なども作ります。 |
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そんな時は、私は玄米ご飯と大根やニンジン、青菜、蒟蒻、豆腐を食べるようにしています。 |
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外食が続いた時は、玄米ご飯とけんちん汁に戻すようにしています。 |
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私の体や心に起こった変化を報告しますと・・・ |
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①朝は梅生番茶、昼と夜のご飯を黒豆入り玄米ご飯とけんちん汁に変えた最初の2週間で、日に |
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2回から3回もお便りが出るようになって、それとともに、日中、突然噴き出してくる汗にタオルハンカチを |
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数枚を持たないと不安になるほどだったり、その後、急に血圧が下がり、脳貧血のような気分の悪さに |
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悩まされたり、毎晩、夜中の3時頃に大汗をかいて起きていたホットフラッシュの症状はすっかり影を潜め、 |
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睡眠のリズムと質が大幅に改善されました。 |
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そのお陰で、心が落ち着いて、眉間のしわが少し浅くなったのも嬉しい変化のひとつです。 |
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また、元々低血圧で、朝の目覚めがとても悪く、体が始動するまでに、手首や足首をお布団の中で |
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何回も回したりしないと起き上がれず頭が重かった私が、多少睡眠不足で眠くても、スッと起き上がり、 |
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体が動くようになったことにもとても驚いています。 |
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血圧の数値が特別上がったわけではないのですが・・・。 |
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恭子注:玄米菜食をし始めると、夜何時に寝ても翌朝は、小鳥と共に目覚める、しかも、目が覚めると同時にすぐ動ける、といった身体の快適さは、全員感じていただけると思います。 |
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②1月末に受けた人間ドックで、不正出血が認められた為、婦人科医の勧めで、翌日、 |
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卵巣と子宮内エコー検査、腫瘍マーカー検査、子宮体癌検査を受けたところ、 |
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5年前に8センチ弱もあったチョコレート脳腫が2.2センチと小さくなり、卵巣の腫瘍マーカーも正常値、 |
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子宮内もとてもきれいな状態であるとの診断に、チョコレート脳腫になった卵巣が小さくなることはなく、 |
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がん化する危険があるから、その前に切るようにと言われていただけに、嬉しくもとても驚いて。 |
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思っていた以上に安堵している自分に、実は大きな不安を抱えていながら、 |
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見て見ぬふりをしていたことに改めて気がつきました。 |
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かかりつけの婦人科医も予想外の変化に大変驚きつつも、喜んでくださいました。 |
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これも、恭子式マクロビの排毒の賜物であり、先生のところにすぐ行くようにと背中を押してくれた友人と、 |
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受け入れてくださった先生には感謝の気持ちでいっぱいです。 |
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目の前に突然現れたバスに飛び乗って本当に良かった。 |
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友人の勧めに素直に動いたあの時の自分のことも褒めたいと思います。
恭子注:小さくなることはない、と西洋医学の医者に言われたものが、3か月の玄米菜食で小さくなったという事実に注目してください。
恭子注:また、目の前のバスに乗れ、とは私の言葉ではないのですが、
早く治る方は素直な方…
素直な方とは、疑いつつすぐやってみる方です。
頑固でやらない方は、頑固な病気になるともいえます。 |
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③先生が常々おっしゃる、「自分だけ幸せになりなさい」という言葉に最初はちょっと戸惑ったのですが、 |
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その意味を考えれば考えるほど、確かにそうだな、と心から思えるようになりました。 |
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恭子式マクロビを楽しんで実践している私の体調が、みるみる変わっていくのをみて、 |
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家族が興味をもってくれたり、時には、ルーズになりそうな私を叱咤激励してくれたり。 |
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押し付けなくても、家族もつられてくるのを少しずつ実感しています。 |
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④ケーキやチョコレート、フルーツが大好きで、食後のデザートを欠かさなかった私ですが、 |
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今ではほとんど口にしなくなって。自然と欲しなくなったといいますか。 |
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なぜ、あんなに食べていたのか不思議なくらいです。 |
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⑤考えてもどうにもならないことを、いつまでも、ぐずぐず考えなくなりました。 |
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週に一度、ごまを左手で30分かけて静かに擦っている時間は、私にとって無心になれる貴重な時間。 |
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擦り終わるころには、気持ちが整理されていたり、まあいいかと思えるようになっていたり。 |
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目の前のことを丁寧にしっかりやる、そのことだけに集中する、そんな時間が心地よく感じます。 |
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「できることは精一杯、できないことはごめんなさい」という先生の言葉はとても響きました。 |
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大きなエールとなっています。 |
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⑤100回噛むようにとのお話があり、実際やってみると、最初は100回噛むこと自体がしんどくて、 |
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忍耐が必要で。顎がだるく感じることさえありました。 |
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でも、噛むこと自体を楽しもうと思うようになったら、よく味わって食べるようになりました。
恭子注:私もやり始めた頃、顎が痛くなりました。
今までいかに噛んでいないか、ということでもあります。
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次第に、食べ物に対する愛情がわくといいますか、素直にああ、美味しいなあと。 |
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今日も美味しくご飯が頂けて幸せだなと、ありがたいなと心が満ち足りてくるのが感じられるのと同時に、 |
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食べすぎることもなくなりました。 |
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⑥4か月ころから、口内炎に悩まされたり、体がだるくなったり、気力が少しなくなったりして心配になりま |
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したが、以前のように終日全く動けなくなるということはなく、最低これだけはちゃんとやると決めたことは |
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、やり遂げるようになりました。仮にできない日があっても自分を責めることなく、次に出来ることを考える |
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ように心が向くようになったことは、大きな変化だと感じています。
恭子注:だるい、眠い、というのは陰性反応です。
陰性の方は、この反応が多く出ます。女性に多い陰性反応です。
でも、飽食時代のだるさと違うのです。
飽食のだるさは、最初、100点の元気があり、山に登って帰ってくると、30点のだるさになります。が、
陰性反応のだるさは、ところが、最初、60点の元気さしかないのですが、山に登って帰ってきても、60点のまま、疲れない、という不思議なだるさなのです。
だいたい、このだるさは、3日、または、3週間、または、3か月続きます。
必ず、だるさは取れて元気になる、と信じてつづけて下さい。
教室ご受講後、3か月、というのが、みなさん、大変な時期です。
すんなり、良くなっていく方もいますが、重い症状を抱えた方は、辛い3か月です。
良くなっていることは必ずあるのですが、(例えば、大きい便りが出る)
少しの良い変化に感謝できないのです。 |
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恭子先生のお教室では、ただお料理の仕方を習うのではなく、お料理を通して考え方の癖に気づいて |
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修正しながら、今の自分を見つめ、受け入れ、できることを考えて実行する力を養っていただいていると |
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感じています。いくつになっても、自分次第でまだまだ学ぶことは沢山あり、楽しめることを身をもって |
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示してくださる先生は、とても大きな道しるべのような存在です。 |
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途中、仕事の都合がどうしてもつかずお休みしたことがありましたが、とても待ち遠しくて。 |
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次のレッスンで本郷台の駅に降りたとき、無事にお教室に通えることに改めて、感謝の気持ちでいっぱい |
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になりました。 |
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この感謝の気持ちを忘れず、素敵な仲間とともに、素直な心で学ばせていただきたいと存じます。 |
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後期もどうぞよろしくお願いいたします。 |
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